play hard, work harder.

<   2008年 08月 ( 1 )   > この月の画像一覧

上司への手紙

この手紙、彼の心まで届くといいな。

ちぴろ、がんばるノダ!!!

********************************


弊社でコンサルタントとして働いていくということは、女性としては大きなリスクをとっていると思います。これはビジネス会議に行く前からずっと感じていることですし、仕事を含めた人生全般を考えるとき、一番大きな不安要素となっています。

私にとってのリスクとは何か?それは男性社会のこの業界で、生きていくことに他なりません。これはあくまで私の考え方ですが、男性社会で生きていくには、女性はその女性らしさを失っていくのです。仕事の話をしているのではありません。コンサルタントとしての仕事の性質が、一般的に男性的だと考えられているのはその論理性だったりすると思いますが、そういうことを言っているのではなく、むしろコンサルタントとしてプロフェッショナルを目指すのなら、仕事では論理的になるべきならそうすべきだと思います。(もちろん、論理的になることだけがスキルではありませんが)しかしながら、残念ながら人間はそう複雑でなく、自身が思っているよりmulti-taskerでもありません。問題は、簡単に言えば、男性社会で、男性のように働き考えることで、知らず知らずのうちに女性さと女性としての選択肢を失っていくということです。これが私が弊社でコンサルタントを続けていくことのリスクだと感じています。仕事でがんばりたい、もっと自身を持ちたい、もっとできるようになりたい。そんな思いが強いほど、自分が知らず知らず(わるいことではありませんが)仕事に夢中になり、そうして数年後、気づかないうちに出産の機会を逃したり、その意味や価値を見失ったり(これは社会的に見ればよいことではありません。少なくともそう希望していない限りは。)するかもしれないのです。

私は弊社のSBAで、お子さんが居て、がんばっていらっしゃる女性の上司をHさんしか知りません。250人も居るSBAの中でたった一人です。一人でもいらっしゃったことをうれしく思いますが、あまりにも無惨な数字です。どんなに楽観的に考えても、今までに辞められてしまったSBAの女性の先輩方が結婚と出産を理由にやめていない、とは言えそうにありません。無理だと思ったか(なぜ無理だと思ったのでしょう?長時間労働だから?体力勝負に依るところが大きいから?)、トライしたけれど無理だったか(やっぱり結婚/出産前とは同じように働けない、とか?)、それはロールモデルが居なかったからか(同じ環境に相談する人がいない、とか?)、これこそ今回のビジネス会議のメインテーマだったダイバーシティーの欠落がもたらす問題だと思います。

それでは私は弊社で何ができるか?メリルリンチ社長の小林さんは、自分と違う他人の考え方や価値観を学んでそれを自分の中で消化し、そこから生まれるユニークな発想の重要性についてお話をされていました。私はまだしばらく弊社に居るつもりですが、今のところ、結婚も出産も体験してみたいと思っています。リスクはあります。(良いか悪いか)仕事が楽しくなって結婚したくないと決断するかもしれないし、結婚しても子供を生まないかもしれないし。でも現在のように、両方したいと思い続けている限り、仕事も、プライベートも、先輩方に見習って無理だと思うまで、がんばろうと思うのです。結果、Hさんのように両立できなくても、私の周りのひとに両立に向けてがんばる女性を見てもらったりしているうちに弊社のカルチャーが変わるかもしれないですしね。(ひとり勝手にダイバーシティーの創出です)まぁ、とりあえずは目指すは両立!ですが。

今回のような会議に出かけると、同じような問題に直面している人がどれほどいるか考えさせられます。一人ではないという勇気ももらえました。

カナダ大学時代にとても仲良くしてくださった女性は、私が女性の社会進出の話をするとこう言いました。彼女はロイターで働いていたのですが、「わたしが20代だった頃から女性の問題ってあったけど、本当にあんまり進歩してないわねぇー。でもやってみるしかないわよね、やってみるしか。」と。

それしかないと思います。無理だと思うまで。
[PR]
by phwh | 2008-08-04 02:43 | 仕事



社会人チピロ。うぷぷ、いい響き♪響きだけで終わっちゃわないように今まで以上に学ぶ気持ちを持っていたい。
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31